おかえり

もどってきちゃったのでおかえりです

11月1日「1週間日記 前編」

10月29日
昨夜、ブログ(1週間日記)を読んだ人から「心配」と言われた。心配してくれてありがとうと返すわけだが、心配ってなんだろう。何を心配してくれているんだろう。私が今にも死にそうに見えているのだろうか。どういう意味での心配なんだろう。一夜明けたらうじうじ考えてしまった。こうしてまた人の好意を素直に喜べない。本当にひねくれているんだなと思った。などと思いながらPCでkindleを開いていると上司が覗き込んできて、「お前あれだろ、エロいやつ、官能小説読んでただろ」などと意味不明の言いがかりをつけられたのだった。
「きみの言葉ひとつくださいそのかわりわたしの夢全部あげます」という短歌を読んで泣きそうになる。こういう感性を表現できる人が羨ましいと思った。

10月30日
会社の悪口は書かないようにしようと思っていたが、ここ2週間ぐらいで最大の殺意が出てしまった。
私はいつも服用しているストラテラが入った薬局の袋をデスクの端に置いている。それを見たおばさんが、「デスクにゴミを置かないで欲しい、てか置くな」と言ってきた。「すいません」と言ったけど、服用している薬をゴミ呼ばわりか?とか、ゴミじゃなくて大事なものだからデスクに置いてんだろアホかよ、などと思いひさひざに頭に血が上った。短気である。薬局の袋をゴミと間違える神経が正直言って「理解できない」と思ったけど、そんなこと言えるわけもなく、大人しくカバンにしまったのであった。そんなことで殺意か?って感じですが、このおばさんに対しては割と最近苛立ちを覚える場面が多々あり、この一件でそれが一気に吹き出してきた、という表現の方が正しい。
ネットのユーザーも現実の会社の人にも「人格」を見出さずに人間扱いさえしなければこうやって怒ることもないんだよなと思いながらもそれが出来ない自分が悔しい。

10月31日
気持ちが沈んだまま10月が秒速で過ぎて行った。最近死ぬほど眠いので、炭水化物の摂取量を少なくすることにした。といっても普段から摂り過ぎていたので、通常の量よりちょっと少ないくらいだけど。
確かに眠気はそんなにないかもしれない。あと、炭水化物を摂取しまくってた頃より気持ちが上向いているような気がする。炭水化物は人の気持ちを落ち込ませる効果があるのか?いや、それはただの考えすぎですね。

ナチュローのこんにゃく麺サラダを食べたいんだけど、オクラが入っているのでなかなか手を伸ばしにくい。オクラこの野郎。

10月28日「1週間日記 後編」

10月26日

朝から無駄にぼーっとすることが多く、ただでさえぼーっとしてるのにやってられないなと思っている。

何に対しても特にやる気を見出せなかったので、イラストレーターを購入した。全然前後の文脈がないんだけど、安くなってたから衝動買いした。学生の時はよく使ってたけど、社会人になって圧倒的にパワポを使うことが多くなっていたので使い方を忘れた。なので「イラストレーターがわかる!」みたいな本も買った。イラストレーターを買い、kindleのPC版をインストールして、休憩時間に本を読みまくってたら1日が終わる。ひどい頭痛とともに退勤。ベッドに横になると誰かに見られているような、ものすごい近くで人の気配がした。しばらく怪談を観るのはやめようと思った。

 


10月27日

祖母に会う。携帯の機種変をしたんだけど、LINEの使い方がわからないとのことだった。LINEの登録をしようとしたところで、カーソルが動かなくなりドコモショップへ。母の話によると、祖母は軽い認知症の症状が現れているとのことだった。病院で検査をしてもらったらしい。ドコモショップで待っている間に母が祖母を責める。

「メールも電話もやるっていうから買ったのに!電話のかけ方がわからないってどういうこと?電話あんなにかけてたじゃない!」

「ごめんなさいね、わからないの。本当にどうやって電話をかければいいの?私、電話なんかかけてたっけ?」

いいなあ、と純粋に羨ましく思った。電話のかけ方を私も忘れてしまいたい。電車の乗り方もLINEの仕方もTwitterのやり方も人を好きになることも全部全部忘れて、「わからないな、ごめんなさい」と一言つぶやいてぼーっと出来れば、今までの苦しみなんか全部なくなるのに。記憶喪失のふりをして生きるなんてことは到底出来そうになく、やっぱり本当の記憶喪失になりたいなと思った。思い出さないようにしていても、記憶喪失じゃないうちはどうしても思い出してしまうから、もう2度と思い出せないようにしたいのだ、何もかも。

 


10月28日

池袋「タカセ」にてフォロワーさんに会う。私が池袋駅の写真を撮っているのをちょっと離れたところから見ていて、「もしかして青いカバンですか?」とDMが来た。死ぬほど恥ずかしかった。

Twitterの人に会うのは私が初めてらしい。私が初めてでで本当に申し訳ない。すごく笑い上戸な方で私のしょうもない話にげらげらと笑ってくれた。

その後、彼女に連れられ池袋のコスプレハロウィンを観に行く。サンシャイン前の広場でやっているんだけど、これがまあすごい人。そして、特定のジャンルやキャラのコスプレがまあ多いこと多いこと。これは本当に凄かった。Twitterにも書いたけど、ロケット団のサカキ様コスプレの人が歩いていて、「え?あれってロケット団?サカキ様?」とつぶやいたらサカキ様が振り返って会釈した。笑えた。

意味もなく新宿へ行き、母親と弟のためにケーキを買う。歩きながら、私の人生はこんな感じで続いていくんだな、と思う。日常や仕事をきちんと消化できずにインターネットで知り合った人に会って、ブロックしたりされたりする。ひとりで映画観たり劇観たり、本読んだりする人生。守りたいものもないけど特に失うものもない。記憶喪失にもなれない。そんな虚無がずっと、永遠に続いていく。会社はクビになるかもしれない。でも派遣かバイトで食いつなぐだろう。末はネカフェ難民孤独死かもしれない。人生の行き止まりを感じてもなお、私は生きることをやめられなさそうになかった。今週はこれで終わりです。

10月26日「1週間日記 前編」

10月22日
あいかわらずiPhoneのバッテリー消耗が早い。まだ70%ある、と思った瞬間にいきなり電源が落ちる。これはもう寿命かしらね、と思っている。
コミュニケーションの失敗を上司になじられながら過ごす月曜日はいつもと変わらず退屈をどうにか無視している感じ。
修士1年の友人と後輩と焼肉に行く。肉を焼いてもらう。肉を焼くのは全然大好きなんだけど、やっぱり自動的に肉が出てくる方が「人権」感ある。(ちなみに2/3はお金出しました。全額おごってもないのに肉を焼かせている鬼畜です)
後輩に8ヶ月前から恋人がいたことが判明する。また鬱になる。いや、恋人ができた人が悪いんじゃない。結婚した人が悪いんじゃない。悪いのは私の心の持ちようなんだ。
今月の通信量が気がついたら14GBでした、何をして生きているんですかね。私は。

10月23日
実家住みなので月に10万ほど「仕送り」をしているんだけど、それが1週間ほど滞ったために「居候のくせに生意気だ」「金をもらっていないのにお前の洗濯物を洗わなきゃならないのか」などとキレられる。早く実家を出たい。千駄木とかに住みたい。
会社でなんとなく顔が好みだと思っている派遣さんと話す時、瞳孔が開くことに気がついてしまった。キモいな、自分。
暗闇ボクシングのクラス、人数が目に見えて減っているので本当に先生がかわいそう。先生はただ授業が終わったら一本締めをする以外は普通のインストラクターなのに。というかそもそもジムの利用者が前に比べて少なくなった気がする。シャワー室もこまなくなったし。

10月24日
上司と3度目の面談
自分のモチベーションは自分で上げていくこと、誠実であること、嘘をつかないこと、元気でいること、を大切にするよう言われる。
「他人にいつも心配されることって恥ずかしいと思うんだよね、それにいつも大丈夫じゃなさそうだと、信用がないし。」
心配されることが恥ずかしいなんて思ったことがなかった。そういう考えでいればいいんだと思うことにした。そうすることで心配されなくても、平気でいられる。
上司はたぶん私のtwitterアカウントを知っているはずで、だからこそ「自力救済」を積極的に説いてくる。
「誰かに救ってもらおうなんて考えないで。」
最終的には自分でなんとかしなくてはならないのはわかっている。ただ、自分の中でまだ「自分が可哀想」という気持ちが拭えないんだと思う。

10月25日
ここは退屈迎えに来て」という映画があるらしいけど、今日の私はまさにそれで。かといって迎えにくる人もおらず困った困った、となる。
行こうと思っていたお店は並んでいて、かつカップルがいちゃついてて殺意だったし、じゃあ、と入った回転寿司では外国人店員に「終わりました」と言われ、「は?おわった?」と声に出してしまう有様。
これはもう帰れってことかと思い電車に乗ると席が空いてない。乙女座が1位と言うのは嘘だったのかと思いながら車両を移動しようとしたら、ボックス席にフォロワーさんがいるのに気がつく。「あっ!」と思った瞬間、私の体は次の車両へと向かっていた。
結局地元駅で回転寿司を食べた。イメージビデオのレビューを書いてみる。くだらなくて笑う。
フォロワーから電話がかかってくる。あんまり電話でいい対応をしているとは思っていない時に限って、なんとなく好意的な印象を持たれる法則に名前をつけたい。(誤解を恐れずに言うと、このフォロワーが嫌いなのではなく、単純に親フラが怖くてあまり話せないだけです。)

10月22日「1週間日記 後編」

1週間日記後編です。(長いです)

 

1018

元ヒカリゴケ國沢の垢抜け感すごくない?ときめいてしまって悔しい。まだ34歳だとは知らなかった。

元の部署に行く用事があり、前に告白した先輩と話す。先輩に対して私は何かを求めているわけではないのだ。確かに「お前の好きは心に響かない」と言われて本当に落ち込んだ。だが私は先輩と付き合いたくて告白したわけではなかったのだ。先輩に対して私は何も求めていない。その事実を改めて実感し、そして改めて「この人がずっと幸せでいてくれればいいな」と思った。

リンパマッサージに行く。デコルテのところが痛い。めちゃくちゃトイレに行きたくなってどうしようもなかった。

 

1019

朝の電車で「2001年宇宙の旅」がIMAXで2週間限定上映されているのを知る。70mm上映に間に合わなかった私としてはぜひとも行かなくては、と思い、電車の中でチケットを購入した。TOHOシネマズ日比谷で鑑賞。スクリーンはかなり混んでいる。当たり前だが、家でDVDなんかで観るのとは比べものにならない。いかにこの映画が「スクリーンの効果」を考えられているかを今回の上映で実感する。こんなに美しい映像をたったの2800円で観ることが出来るなんて、こんなに素晴らしい体験を2800円ですることが出来るなんて。完全に回し者になっている感は否めませんが、とにかく観た方がいいのは確かです。

 

1020

祖母が携帯を機種変。めでたくLINEデビューとなった。早くLINEに慣れて欲しい。電話の掛け方もおぼつかない祖母にとって、その道のりは遠い。機種変を終えた後、祖母と一緒に催眠商法の健康食品の店へ行く。100円で食料品がもらえるかわりにうさんくさい健康食品の紹介を1時間聞かなくてはならない。そして最終的にはその健康食品を買わせるのが目的だ。祖父が亡くなって、15年。彼女の居場所は家族の中にも家の中にもない。健康食品の店で100円で品物をもらい、たまにうさんくさい健康食品を何十万も出して購入する行為こそが彼女の「救い」なのだ。どこにも居場所を感じられず、インターネットの人間の話を聴くだけの日々を過ごしている私と何も違わない。私が老人になったら、ああして健康食品の店に行くのだ。たぶんそれが私の「末路」。

 

1021

野球大会に行く。スポーツを見るのもやるのも昔は大嫌いだったが、今はスポーツを見ることにそこまで抵抗を感じることがなくなったように思う。ちなみに野球は勝ちました。

そのあとフォロワーさんに会う。「ブログにあんまり話したことを書かないでください、内容が内容なので。」と言われる。ブログになんでも書いていると思われているような気がしてちょっと落ち込んだ。別になんでも書いているわけじゃないよ!

所用で新宿に行くことになり、池袋から新宿まで歩く。だいたい90分くらい。

家に帰ったあと、録画していた「チコちゃん」を観ようと思ったら、録画がなく、さらに落ち込む。

10月18日「一週間日記(前編)」

一週間日記、とりあえず続けています。

長くなりそうなので、週の前半で先にあげます。後半は来週あげます。

誰も読んでないと思って油断すると、意外に読まれていたりとかして結構恥ずかしいときあります。読んだ人は感想くれよ。

 

1015

今週開幕早々、初手安定の「ブチ切れ」。

私のミスが多いことで、相手の怒られがいよいよ人格否定のフェーズに入ってしまった。ある程度改心しなくては、と思いながら結局どうしたらいいかわからないので本当に悲しい。2ヶ月ぶりのお気持ちクリニックを予約する時がとうとう来てしまったか……

「絶恐体感キモダメシ」という動画で爆笑していたら、「監督:白石晃士」と書いてあり、また笑う。第1回「包丁女」は白石なりの「リア充殺す」メッセージと、ちょっと洋物っぽい感じがしてかなり面白かった。youtubeにあるのでお暇な方はぜひ。4分ちょいなのでさくっと楽しめる。(1016日追記:4年くらい前の作品らしい。こんなのやってたなんて全然知らなかった)

 

1016

母親が「長嶋一茂はサプリでパニック障害を治した」という話をしてくる。なぜ朝から最悪な気分にならなければいけないのか。せっかくの卵かけご飯を無駄にするな。

同期と同期の友人とのLINEで、私に与えられた情報は「東京に21時で」のみだった。なんというパワーワード。東京は広いよ、檜原村だって東京だしね。(その後LINEで住所のみ送られて来る。緊張感が増す)

しかも待ち合わせの40分前に「早めに来たので入ってるね」と連絡が来た。どこまでもよくわからない。同期が選んでくれた店はめちゃくちゃ雰囲気がよく、デートでも全然使えそうだった。ただ場所がオフィス街だからあんまりロマンティックではないかも。

 

1017

お気持ちクリニックの予約はまだしていない。今週は開幕から鬱っぽいのでつらい。(PMSのせいにしておく)

「なんで先輩は私宛に来た郵便物のこと覚えてないんですか?!」と逆ギレしてきた後輩をまだ許せないので、そいつ専用の郵便ファイルを作って、来た郵便は全部写真を撮ることにした。「やるなら徹底的」に。

ただでさえ気持ちが沈んでいる心に致命傷を放つ上司。やけになりまた天一に行く。しかし問題の解決にはならない。

狩野英孝の「怪談のシーハナ聞かせてよ」という番組が面白い。上間月貴の喋りが腹たつんだけど、結局引き込まれるので悔しい。

「若いうちに遊んどかないと」と言われたけど、ラーメンを食べると吹き出物が出るようになった人間は「若い」と言えるのか。

10月14日「一週間日記」

久々の更新です。前回の更新からいろいろなことがあったんですが、

・自虐をしない

・マイナスなことを書かない

ということを頑張っていこうかなと思っています。

あと、新しく「一週間日記」というのを始めました。

毎日頑張って日記を書いて、それを一週間おきにあげるってだけです。

暇だったらなんか感想もらえるとありがたいです。

 

108

同期に誘われ、バーベキューへ行く。

ひさびさに人間との会話がこんなに楽しいものだとは思わなかった。

でもバーベキューにギター持ってくるのは納得いかなかった。面白かったけど。

買い物カゴのカートが100円入れないと動かない仕様になっており、「埼玉はすげえや」と思った。

 

109

節制さん(フォロワー)と焼肉。友達だと思ってるのは私だけかも、なんて思っていたが、そんなことを気にする時間がもったいないなと気がつく。「ちょっとおしゃれ」をしてくれたらしいスーツがよく似合っていた。

スピッツを布教される。カラオケで初めて90点を越える。

 

1010

また鬱になる。会社で理不尽なことで怒られ、挙句の果てに回転寿司に行けずキレる。フォーナインを飲み、TSUTAYAで借りて来たスピッツCDをかけ、電気を点けながら寝ていた。

 

1011

マリファナ海溝さん(フォロワー)から貸していた「百年の孤独」を返却してもらい、新たに「存在の耐えられない軽さ」を借りる。××××した、という話をしたら「あなたサイコパスですよ」と笑いながら言われる。まともな人にそう言ってもらえることですごく救われた。

 

1012

有給を取り、一人で遊ぶ。東京ドームホテルの「リラッサ」で一人でランチビッフェを楽しんだ後、ラクーア100分のマッサージを受け、個人的に大好きな染谷ノエルさんが働いている都内某所の喫茶店に行った後、「音量をあげろタコ!」を観る。「音量をあげろ」は言っちゃうと吉岡里帆阿部サダヲがひたすらいちゃついているだけのサイコ・ロック映画で、ストーリーもへったくれもなく、それが心地よかった。

 

1013

代々木公園でフォーナインを飲む、というクソみたいな願望をフォロワーさんと一緒に果たす。アヒルストアというおしゃれな立ち飲み屋で出て来た「チェンマイソーセージ」が美味しくて、「これめっちゃ美味しい!」と騒いでたら、お店の人がにこにこしてくれた。洋梨タルトタタンも最高だった。別れた後は中卒に行き、「クワイエット・プレイス」を観る。その間に気になっていた人からLINEが届き、ちょっとテンションが上がる。

 

1014

あまりよく知らないけど、「ヒプノシスマイク」のキャラクレープを食べる。800円だったけど、グッズ?込みだとしたら妥当かなと思った。割とちゃんとボリュームがある。元恋人に会った。誕生日とのことで、私とのペアのペンダントを買う。別れたはずなのにこうして今でも遊べているのが心地よくて、それでいて不思議だ。明治神宮前から一緒に小田急線に乗った。「アラサーになるのが嫌だね」と言い合っていたらいつのまにか言葉がなくなって、そのまま下北沢に着いた。元恋人は降りて行った。

9月26日「9月の総括」

相変わらず仕事は虚無で、上司との関係性はちょっとだけ変化した。具体的なことを書くのはここでは控えるが、距離が縮まったと私は思っている。しかしこれは私が単に感じていることなので、上司は特に私との関係性に進展を感じていないかもしれない。なんかこの言い方ってsyamuさんっぽいな。断定を極端に避けて責任を逃れようとする感じ。話し方にも生き方が出てしまうって本当なのかもしれない。

 

インターネットの世界では高学歴のふりをし、最近では可愛いOLぶった投稿が目立つようになっている私だが(みんなはどう思っているか知らないけど、私本人は「可愛いな」と思いながら投稿している)現実の人間性は全く変化していない。

 

現実では本当に自分に関わるコミュニケーションの全てを拒絶しているので、たまに話しかけられると「アッ」という小さい声が出て、他人とほとんど目を合わせることが出来ない。他人と目を合わせられないのは小学生の頃からそうだったんだけど、最近、というか倒れてからその傾向が特に顕著に出ている気がする。自分が漠然と持っている他者への恐怖を相手に知られたくないからだと自分では分析している。

 

人間関係を築いていく時に、一番最初に知らない人に「話しかける」というのをこの人生でほとんどしたことがないことに、つい最近気がついてしまった。自分から興味を持って誰かに話しかける行為をほとんどしたことがない。大学の入学式で隣に座った女の子に「どうぞ」とペンを貸してあげたのがつい最近での自発的な話しかけだった気がする。自分で言うのも恥ずかしいが、かなり「話しかけやすい」顔をしているらしく、話かけられることで人間関係がスタートしてしまうのだ。(その代わり、人間としての話しかけやすさや第一印象の良さのみに終始して、友人以上の関係に発展することがほとんどといってない。あと、道での変な勧誘とかにも超声をかけられる。でもナンパはされたことがない。)

 

ふと思ったけど、インターネットでも自分から話しかけたことが全くといってないことに今更気がついた。ツイッターをやって9ヶ月くらい経ったけど自分からDMを送ったことって全然ないな。本当にめちゃくちゃ受け身なんだと思う。インターネット、というかツイッターがなかったら、完全にコミュニケーションを誰とも取れずに生きていた可能性が高く、もうとっくに小田急線に飛び込んでいたかもしれないので、インターネットで自分勝手にコミュニケーションをとることが出来て本当によかったなと思っている。基本的にツイッターもブログも自分が勝手に発信できるからね。

 

そういうところで自分を客観視しつつ、たまにインターネットの人に会って、自分とは違う時間を生きている人の話を聞くのが本当に楽しい。インターネットの人に会うと、一人として自分と同じ時間を生きている人間が存在しないことを実感させられるし、莫大なアカウントの一つ一つに家族や友達がいて「人生」があるんだなあというのを再確認させられる。あと、インターネットの人の前で「めちゃくちゃいい人」ぶるのが本当にやめられなくて、「あの人会ったら本当にいい人だったよ」ってめちゃくちゃ言われたいという気持ちがある。おそらくこれは普段会社等で「お前と話しているとイライラする」と言われることが多いので、そういう場で自分の自己肯定感を高めようとしているんだと思う。(とはいえ、そう何回もインターネットの人に会ったことないけど)

 

仕事をしているフリをするためにwikipediaを読むようになった。滝本太郎弁護士サリン襲撃事件やゴッホロッキード事件など、有名なものを延々と読んでいったんだけど、やっぱり人間ってどうしようもないクズだなという感想しか抱かなかった。ゴッホは自分が幼稚園の頃に読んだ絵本の300倍くらいクズだった(弟の給料の半分をむしり取って生活していたなど)ことがわかり、以前よりも親しみを持つことが出来た。両親と衝突を繰り返していた、という部分も私に通ずるところがあったというのもある。

 

あと、新着の記事でよく閉館になった映画館が出るようになり、それを読んでいくうちに昭和の閉館した映画館について若干の見地を得ることに成功した。たぶん、昭和の閉館した映画館好きが定期的に田舎の閉館した映画館についての記事を更新し続けているのだろう。他におすすめのwikipediaの記事があったら教えてください。

 

話全然変わるけど、新しいアカウントに飽きた。全然ネタツイの精度が上がらないし、精度が上がらないからいいねがもらえない、という負のスパイラルになっている。そう思うと、ニャンちゅうは普通にすごいな。

 

そんな感じの9月でした。君はどんな9月でしたか?

 

P.S マジで些細なことなので、ツイッターで言うほどでもないけど、9ヶ月使ってたキーボードカバーを捨てて、新しいのに変えました。終わり。